Business事業紹介

土木の仕事と、
野口工務店について。

土木・建設を事業領域とする企業が数々ある中で、野口工務店がどのような役割を担っ
ているのか、どのような分野に強みがあるのか。そして社員たちがどんな仕事をしてい
るのかを、分かりやすく解説します。

Basic knowledge

建設業建設業

そもそも土木とは?

建設業の中でも、ビルや家屋のような建築物を扱う工事は「建築」に分類されます。「土木」は、それ以外の大きな構造物(道路や橋、ダムなど)を造ったり、治山・治水の工事をしたり、宅地を造成したりする分野のことです。
野口工務店が行う工事は、トンネルや地下構造物の建設、高架・橋梁工事、上下水道工事など、多くの人の生活の基盤となるインフラに関わる仕事がメインです。都市開発や鉄道・高速道路に関わることも多く、完成後には人の流れや暮らしの利便性を大きく変え、長期にわたって利用され続けます。

野口工務店が施工する工事

ゼネコンとは?
元請け・下請けとは?

建設工事は「土木一式工事」「建築一式工事」と、「鉄筋」「舗装」など27種類もの専門工事に分類され、それぞれ許可を得た業者しか請け負うことができません。ゼネコン(総合建設会社)とは、発注者から土木・建築工事を一式で請け負い、工事のとりまとめをする会社のこと。大規模な工事をJV(複数企業からなる共同企業体)で請け負うこともあります。
大規模な工事を完成させるためには多種の専門工事が必要になるため、発注者から依頼を受けた元請業者は、必要な工事を下請負人に依頼し、協力して工事を完了させます。元請業者からの発注段階に応じて一次下請け、二次下請け…と呼び分けます。

ゼネコンとは?元請け・下請けとは?
発注者 ・・・ 建設工事(他の者から請け負ったものを除く)の注文者
元請負人 ・・・ それぞれの下請契約における発注者で建設業者であるもの
下請負人 ・・・ それぞれの下請契約における請負人
野口工務店の仕事「施工管理」とは?

野口工務店の仕事
「施工管理」とは?

野口工務店は、大手ゼネコンやJVから一定範囲の工事を請け負い、工事の現場の施工管理を行います。施工管理とは、多くの人が利用する構造物を安全で品質の高いものに仕上げるために、元請けの施工計画に基づいて技術・安全面の管理・指導を行い、求められる品質を確保する役割です。工程管理や原価管理も重要な責任。専門知識はもちろん、現場を統括するリーダーシップ、事前の段取りや情報共有、臨機応変な対応が求められます。

野口工務店の仕事「施工管理」とは?

私たちが
実際に行っているのは?

作業チーム編成・依頼会社の確保

請け負った範囲の仕事を完遂するため、必要な専門業者を手配してチームを編成します。パートナーの技術領域や経験・機材を考え合わせ、最適な業者・資格者を手配し、信頼関係を築いて、実力を発揮してもらう仕事です。

予算管理

適正予算の中で工事を完了させ、利益を生み出します。工数や人件費・資材などから予算を割り出し、見積りを算出することも施工管理の役割のひとつです。ゼネコン・下請け業者との金額の折衝や契約締結も行います。

工期算出、工程管理

複雑に関わり合う様々な種類の工事を無理・無駄なく実施できるよう、工程ごとの作業と準備期間や休日なども考え合わせ、適正なスケジュールを立案します。また、それぞれの工程が遅滞なく行われるよう管理し、必要に応じて各業者間の調整を行います。

安全管理

現場において、安全は何よりも優先されるもの。安全の規則は現場ごとに厳しく定められています。施工管理者は、管理下のメンバー全員が安全に作業できるようルールを周知し、指導する責任を負っています。

品質管理

定められた規格値・仕様・材料などが満たされるよう技術面での指導や協議を行いながら、品質を管理します。最終的な質の良し悪しは経過の出来形・品質に影響されるため、「品質管理基準」に則って検査を行い、発注者のチェックを受けて工事を進めていきます。